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ドイツの大学事情

皆様こんにちは!

 

新学期、新生活が始まり、はや一週間。ドイツの大学でも同じように、新たなセメスターが始まっております。講義が始まり、更新がとぎれとぎれになりますが、気長にやりたいのでよろしくお願いします。

 

さて、そんな今日は、ドイツの大学事情についてあれこれ書いていこうかと思います。

、が!!私、あくまで一学生です。専門家でもなければ、ドイツに来て半年ほどしかたっておりません。したがって今から書く内容についてはドイツ全体の大学に対して当てはまるものではないかもしれません。 ただ、今私が所属している大学における話を中心にしていきますので、その中からドイツらしさみたいなものを感じ取ってもらえたらと思います。

 

ということで、ドイツの大学に関して知っていること、体感したこと等をいくつか分けてかいていきますね。

 

①ドイツの大学の在り方(少し堅苦しい話になります。興味なければ飛ばしてください)

 海を渡り欧州はドイツの大学といえども、機関が持つ目的等に関しては日本と同じで、もちろん講義があり、研究室がありといった具合に「教育」と「研究」を目的とした機関であることは間違いないかと。そのうえで、違いを求めるとしたらこの上述した目的を達成するためのアプローチにいくつが違いが見受けられるように思います。

 まず、日本との大きな違いは、修士生の在り方と教育方針かと...(ここから先、自論なので、いい気分しない方は読み飛ばしてください。)  これは、日本においてもドイツにおいても同じような考え方だと思いますが、修士というのは研究者としての一歩目といった存在だと思っております。そのうえで、日本の修士課程では、研究を行い論文を書きそれを発表するといったことを重視しているように見受けられます。そのため、修士生の講義数は学部時代に比べて明らかに少なく、研究のための時間を確保するような仕組みになっているのではないかと。 

 これに対して、ドイツでの修士生は研究者として使える能力をインプットすることを重視しているように見受けられます。取らなければならない講義数も多く、体感としては学部の延長戦上といった感じです。ただ、そのうえで、学部との違いは研究・実践に使える内容にフォーカスを当てているといったような感じがします。発表としてアウトプットすることを要求される講義もありますが、これも一つの知識や経験としてインプットすることを目的としているのだと思います。そのため、ドイツの修士生はあまり研究室に顔を出しません。聞いたところによると、修士論文は卒業の半年前ぐらいから着手するそうです。(これには僕もびっくりしました!)

 少しまとめますと、日本の大学の修士生の在り方は、学部時代に得た内容を基礎として、新たに必要な情報を各自調査しながら、研究を進め得た結果を発表するといったものでしょうか。これに対してドイツでの修士生の在り方は、研究者として必要な知識や経験を講義という場を通じて練習をするといった具合でしょうか...

 より簡単にまとめると、日本:研究者一年目、ドイツ:研究者の練習生といったような...(あくまで私個人の体感です)日本は、練習は実戦で積むべし!ドイツは、練習は練習で積むべし! 少し無理やりですがそういう体感です。

皆さんはどちらの教育方針が好きですか? マルチタスクが得意で、必要な部分だけインプットして、それをアウトプットできる器用な人は日本の教育制度はあっているかと。私個人としては、そこまで器用な人間ではないので、ドイツのやり方は割と体に合っていると思います。

 

②大学の時間割

 次は、大学の生活について見ていきましょう! ①で割と堅苦しい話をしたので、ここでは少し気楽に。もし読者の方で大学生の方おられたら、ご自分の大学と比較しながら読んでくださいね!

 まず、大学生活で一番驚いたのは、講義の時間割です。

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例として、今僕が所属している学科の時間割を載せています。 注目すべきは、左端の時間です。お気づきになります?...

 朝の7:30から始まり、夜の20:00まで、公式にお昼休みという時間が存在しません。すなわち、お昼を食べる時間は、自分で見つけて食べてね!ってことです笑 そのため、この火曜日(DIENSTAG)の時間割では、朝9:20~夕方の16:20まで、しっかりとお昼ご飯を食べる時間が存在しません!!! 各授業の休み時間は20分なので、お弁当を朝作っていくか軽食を持っていなければ、火曜日は地獄ということです笑

 あと、さらっと書いていますが、朝は7:30から始まります笑 夜は20:00に終わります。笑 ぱっと見で、結構空いてる時間あるじゃないか!と思ったかもしれませんが、そもそもの始まりと終わりの時間が日本と異なるので注意です。これを、さらっとこなさなければなりません笑

 

③大学の特典

最後に、ドイツの大学であーこれはいいわ!!と思った特典的なことを書いていきます。

ズバリ...  学生はIDカードで公共交通機関がタダで乗り放題!!!

素晴らしい限りですね笑 日本でいうと、バスも路面電車もJRの快速までもがタダで乗れるんです。(市内に限りますが) なんと太っ腹な!! いやいや、その分学費が高いんでしょ?とか思われた方! これがびっくり、学費は1年で約6万円です!!!

何がどうなってその額で、公共交通機関タダで乗れるのか、僕にはわかっていませんが、このありがたい特典を存分に使わせていただいております笑

 

 

さて、いかがだってでしょうか? 日本とドイツの大学の違いは様々な場面で感じ取ることができますが、良し悪しというのは人それぞれかと思います。もし、今回の記事を読んでみて海外への留学に興味が出た方、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

ありがとうございました。